50年代、ピアニストのデイヴ ・ブルーベックと、アルトサックス奏者のポール・デスモンドは、ジャズを広めようと全米のカレッジを回り、学生たちから幅広い人気を得た。そのコンビが、当時流行った変拍子ジャズを取りあげたのがこのアルバムである。
特にジャズとしてはめずらしい5拍子の曲『テイク・ファイブ』がそのエキゾチックな曲想もあって一躍ヒットし、後年わが国のTV-CFにまで取りあげられるようになったのはご存知の方もあると思う。白人ミュージシャンらしく几帳面にリズムを取るブルーベックと、これまた白人らしい端正ながら流麗なアルト・サックスの組み合わせは、初めてジャズを聴くファンにもアンサンブルの様子が的確に聴きとれ、入門アルバムとしては最適だろう。(後藤雅洋)

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