ジョン・コルトレーンと唯一の共演を実現させた「テナー・マッドネス」を含むソニー・ロリンズの秀作。当時のマイルス・デイヴィス・クインテットからリズム・セクションを借りての演奏は、プレスティッジらしいハード・バップの連続となった。残り4曲ではワン・ホーンでロリンズが豪快なテナー・ブローを披露する。1956年録音盤。 (C)RS

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【ロリンズとコルトレーンの唯一の共演を収めたジャズの聖典】
モダン・ジャズ・テナー・サックスの二大巨頭、ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーン。二人が残した唯一の共演を収めた貴重なアルバムが、この「Tenor Madness」です。本来この録音は、ロリンズと、当時のマイルス・デイビス・クインテットのリズム・セクションとの共演で行なわれる予定でした。そのレコーディングに、やはりマイルスのバンドで働いていたコルトレーンが遊びに来て、(1)がレコーディングされたといいます。当時のコルトレーンはまだジャズ・シーンの中央に出てきて間もないころですが、絶頂期を迎えたロリンズに堂々と渡り合っているのが頼もしいですね。(2)以降はロリンズのワン・ホーンによる演奏で、こちらも定評の高いものです。(180GRAM)(jazzyellより)

CD01.
1.Tenor Madness
2.When Your Lover Has Gone
3.Paul’s Pal
4.My Reverie
5.The Most Beautiful Girl In The World
6.Count Your Blessings(Bonus Track)