A Night at the Village Vanguard(ビレッジ・バンガードの夜)は、ソニー・ロリンズ絶頂期の作品。熱気を帯びた豪快なテナーの迫力が凄い。昼のセッションは当時のレギュラーメンバー、夜の部はレコーディングのためのスペシャル・ユニット。1957年11月録音。「チュニジアの夜」「朝日のようにさわやかに(別テイク)」等収録。

ロリンズ絶頂期の作品。熱気を帯びた豪快なテナーの迫力が凄い。
昼のセッションは当時のレギュラー・メンバー、夜の部はレコーディングのためのスペシャル・ユニット。
20年後に発見された演奏も含め、この日残されている録音の全てをコンプリート盤で発売。
■録音:1957-11

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ジャズ・ファンにこんなことを説明するのはナンセンスかもしれないが、本作の舞台となっている「ヴィレッジ・ヴァンガード」とは、本と雑貨が所狭しと並び、若者で賑わう「あのお店」のことではない。1935年にニューヨークにオープンし、40年代からジャズ・ジャイアンツたちの名演を聴かせ続けるナイト・クラブである。そんな名門「ヴィレッジ・ヴァンガード」が初めてライヴ・レコーディングの場を提供したのが本作。と同時に、テナー・サックスの巨人ソニー・ロリンズが自分のコンボを率いて聴衆の前に姿を現し、彼にとって初となるライヴ・アルバムのレコーディングをおこなった作品でもある。57年3月に録音された本作は、テナー・サックス、ベース、ドラムというシンプルな編成ながら、迫力とスリルと熱気を充分に満喫できる分厚い演奏が繰り広げられる好盤。(高山武樹)