ジョン・コルトレーンがマイルス・デイビス・バンド在籍中に放った力作が「Giant Steps」です。一説にはこのアルバムの成功によって、コルトレーンは独立の決意を固めたといわれています。ウディ・ハーマン、パット・メセニー等、多くのアーティストにカバーされている(1)を筆頭に、全7曲すべてがコルトレーンのオリジナルであり、いずれも何らかの形でスタンダード・ナンバー化しています。畢生のバラード(6)も語り継がれている名演です。ボーナス・トラックとなる8曲目以降は、58年の作品「Settin’ The Pace」より。あの名盤「ソウルトレーン」と同じメンバーによる、ハードボイルドなプレイを楽しむことができます。成長期のコルトレーンの勢いに満ちたプレイをご満喫ください。
GooglePlay Music : Giant Steps (1960) : ジャイアント・ステップ